「定義さん」と親しまれる仙台市青葉区大倉の西方寺周辺を仙台の新たな桜の名所にしようと、定義観光協会らでつくる実行委員会は4月8日に開く植樹祭の参加者を募っている。2017年に始まった企画は、出産や進学、マイホーム購入などの記念で参加する人が多く、今年で7回目を迎える。
「定義記念樹の森」プロジェクトの一環で、西方寺の本堂に向かう県道沿いの空き地にオオヤマザクラなど100本を植える。参加費は植樹1本当たり4000円。植えた木に名前や団体名の入ったプレートを設置できるほか、記念樹の写真や定義観光協会で使える商品券ももらえる。
申し込みは郵送かファクスのみ。申込用紙は、定義観光協会のホームページからダウンロードするか、市内の各市民センターで入手できる。締め切りは3月26日。
プロジェクトは10年計画で、計1000本の植樹を目指す。観光協会の有路輝一会長は「自分や親が植えた桜をめでながら、心身共にリフレッシュできる場所にしていきたい」と話す。
連絡先は実行委員会事務局022(393)3166。ファクス022(393)2462。