仙台管区気象台によると24日正午現在、仙台の最低気温は28・4度で、観測史上最高となっている。このまま記録を更新すれば、23年ぶりとなる。気象台は「東北地方に前線がかかり、温かく湿った空気が流れ込みやすくなっている」と説明している。
24日の最低気温は午前2時27分に観測した。1926年の観測開始 以降、最も高かった仙台の最低気温は2001年7月24日の27・4度で、今のところ、1・0度上回っている。
気象台は山越えの温かく乾いた西風が入る「フェーン現象」の影響で、未明に気温が上がったと指摘。今後1カ月程度は平年より気温が高く推移する見通しとなっている。