北海道が10月15日、物産と観光をPRする常設アンテナショップ「北海道どさんこプラザ仙台店」を東北で初めて、仙台市青葉区の一番町四丁目商店街に開設することが19日、分かった。2016年3月の北海道新幹線開業を視野に、道の魅力を東北の人々にアピールする。
仙台店は、仙台三越近くの錦章堂ビル1、2階に入る。1階は売り場面積約76平方メートルの物販・軽飲食コーナーで、ラーメン、クラフトビールなど北海道産の食品や化粧品、生活雑貨など約800品目を販売する。
入り口付近に60インチの電子看板を設置し、話題の商品や観光情報を発信する。2階には展示会や新商品の発表会などを開くイベントギャラリーを設け、事務所も入る。
どさんこプラザは北海道が民間企業に管理運営を委託し開設。札幌、東京、名古屋などに5店ある。仙台店を管理運営する北海道百科(札幌市)の早川和久社長は「北海道の旬の地場産品や観光情報をリアルタイムで提供し、北海道と東北がつながる場にしていきたい」と話す。
営業時間は午前10時~午後7時。元日を除き、無休で営業する予定。