仙台に「ゴールデンスランバー」のマンホール蓋

仙台市の下水道でクライマックスシーンの一場面が撮影された映画「ゴールデンスランバー」をデザインしたマンホールの蓋が、同市青葉区の西公園にお目見えした。

 市はマンホールの蓋を活用した誘客や話題づくりを進めており、これまでにもゆかりのアニメやスポーツチームをデザインした蓋を製作。実写映画をテーマにしたのは今回が初めてだ。

 映画は仙台を舞台に、俳優・堺雅人さん演じる主人公が首相暗殺のぬれぎぬを着せられて逃亡を続けるストーリー。マンホールの蓋は、主人公が下水道管の中を逃走するシーンをイラスト化した。ロケ地の一つで、「選奨土木遺産」に認定されたレンガ造りの下水道「もりの都れんが下水洞窟」が見学できる施設入り口近くに設置された。

 エキストラとして撮影に参加した同区の会社員犬飼順平さん(43)は「見ていると撮影の頃がよみがえってくる」とうれしそうに蓋を写真に収めていた。

 「マンホールカード」も作成され、同下水洞窟の見学者などに無料で配布されている。問い合わせは、市下水道計画課(022・214・8823)。

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