仙台にコールセンター レノボ・NEC傘下、11月開設

NECと中国のパソコンメーカー、聯想(レノボ)による合弁の持ち株会社「レノボ・NECホールディングス」傘下のNECパーソナルコンピュータ(東京)は27日、コールセンター「コンタクトセンター」を11月1日付で、仙台市青葉区の仙台トラストタワーに開設すると発表した。
 センターはNEC製パソコンの個人購入者からの使い方相談に応じる。実際の業務はIT(情報技術)関連サポート業で、トラストタワーに入居しているキューアンドエー(東京)に委託する。
 キューアンドエーは既に今回の受託事業を専門に担当する50人を地元採用しており、来年4月までに計100人に増やす予定。
 NECパーソナルコンピュータは来年1月から、購入2年目以降を有料としてきた使い方相談を無償にする方針。これに伴って相談の増加が見込まれることからコールセンターの新設を決めた。
 同社は「優秀な人材を確保できると判断し仙台に開設することにした。地元の雇用拡大につながることも期待したい」としている。

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