仙台のインフルエンザ 注意報基準値2週連続で上回る

仙台市は20日、11~17日の1週間に、1医療機関当たり12・25人のインフルエンザ感染が確認されたと発表した。前週(4~10日)の11・18人から増え、注意報基準値(10人)を2週続けて上回った。

 市内44カ所の定点医療機関の感染者数は計539人。区別は青葉186人(1医療機関当たり16・91人)、宮城野89人(11・13人)、若林26人(3・71人)、太白84人(8・40人)、泉154人(19・25人)。

 新型コロナウイルスの感染者数は全定点医療機関で計741人となり、前週より267人少ない。1医療機関当たりは16・84人で、前週の22・91人を下回り、3週連続で減少した。

 市教委によると、20日時点で、インフルエンザによる学級・学年閉鎖は市立小学校13校、新型コロナは小中学校5校。

 接種可能な全ての年代を対象にした新型コロナワクチンの秋接種が20日に始まった。市は11月5日までの毎週土日曜に、TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口(青葉区)で集団接種を実施する。

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