仙台の旧さくら野百貨店、パンパシHDが再開発へ

2017年2月に閉店した旧さくら野百貨店仙台店(仙台市)跡地を巡り、ディスカウント店「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が再開発に乗り出すことが19日、関係者への取材でわかった。閉店から3年以上が経過したが、JR仙台駅前の一等地でようやく再開発が動き出す。

オフィスビルとホテル2棟を建設
オフィス 約150メートル
ホテル  約130メートル

2024年度内の着工
2027年度内の竣工
を目指している模様

JR仙台駅前の1等地にある「さくら野百貨店仙台店」の跡地について、大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営する会社が、再開発に名乗りをあげていることが分かりました。

JR仙台駅西口前の「さくら野百貨店仙台店」は、平成29年に自己破産して営業を終了しましたが、3年余りたった今も空きビルで、駅前の1等地が活用されないままになっています。
こうした中、関係者によりますとドン・キホーテを運営する「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」が、建物を解体して5700平方メートルの敷地を再開発し、複合ビルを建設する計画を立てていることが分かりました。
計画によりますと、複合ビルにはオフィスやホテル、それに商業施設などが入り、高さおよそ150メートル、延べ床面積は11万平方メートルにのぼります。
2024年度に着工し2027年度の完成を目指しているということです。
この会社では、19日、地元で計画を提案したということですが、再開発が進むかどうかは、複数いる地権者の同意が得られるかどうかがかぎとなりそうです。
さくら野百貨店の跡地の活用をめぐっては、仙台市が街の再開発を進める上での大きな課題となっていて、計画通り進むかどうか注目されます。

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