仙台の１０代学生陽性　宮城感染１００人に

仙台市は９日、新たに市在住の１０代の女子学生が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。女子学生は市内の学校に通うが、市は本人の意向で学校名や校種を公表しない。感染経路は現時点で不明。市内の感染確認は計７２人、宮城県内は計１００人となった。
　市によると、女子学生は１日に頭痛、７日に発熱や嗅覚・味覚障害があり、８日に帰国者・接触者外来を受診。９日に陽性と判明した。市内の医療機関に入院中で重篤な状況ではない。
　女子学生は６月２９日～７月３日と６、７日に公共交通機関で通学。市外のアルバイト先や買い物に出掛けたが、外出時はマスクを着用した。６月２９日以降は県外への移動は確認されていない。濃厚接触者は１０人で１０日以降に検査する。
　県内では２月２９日～４月２８日に計８８人の感染を確認。２９日～６月１７日はゼロが続いたが、１８日に再び感染者が確認され、７月９日までに計１２人となった。