仙台の40代女性発症、宮城12人に 行動歴や感染源不明

仙台市は2日、市在住の40代女性パート従業員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3月30日に発症したが、それ以前の行動歴や感染源は不明。現在は自宅療養中で、感染症指定医療機関に入院する。市内の感染者は計10人、宮城県内は計12人。
 市によると、女性は30日に発熱や強い頭痛などの症状があり、31日に県と市が共同設置する電話相談窓口「コールセンター」に相談。市内の医療機関を複数受診し、2日に検査で陽性と判明した。重篤な状況ではないという。
 市がクラスター(感染者集団)と断定した青葉区の英国風パブを3月20、21日に利用していたとの情報はない。発症前2週間の海外渡航歴もなかった。
 市は詳しい行動歴を調べ、濃厚接触者の把握を急ぐ。女性が医療機関を受診した際の状況も確認する。

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