仙台ハーフマラソン、抽選枠を新設

仙台市は、来年5月に市内で開催される第25回仙台国際ハーフマラソン大会の申し込み・受け付け方法の一部を変更する方針を固めた。申し込みは従来の先着順のほか、抽選枠を導入する。事前の受け付けは廃止し、参加者の負担を軽減する。
 東日本大震災後の2012年に一般ランナーへ門戸を開放して以降、マラソン人気や被災地への高い関心などにより、参加希望者が増加。ことしの一般の部は、募集開始から2日で定員に達した。次回大会の定員はことしと同じ1万人で、募集初日に定員に達することも予想される。
 このため、一般の部と日本陸連登録競技者による登録の部で、インターネットによる先着順の申し込みか、郵便振替による抽選申し込みを選択できるようにする。先着順はコンビニでの受け付けも検討している。
 先着枠は全体の約8割で8200人(一般の部7000人、登録の部1200人)。抽選枠は1800人(一般の部1500人、登録の部300人)。大会2日前から市役所で実施していた受け付けはやめ、ゼッケンは事前送付に切り替える。
 ハーフ車いすの部、5キロの部、2キロの部の申し込みは従来通り先着順。12月中旬に募集要項の配布を始め、来年1月中旬に受け付けを開始する予定。

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