仙台・八木山ベニーランド6週間ぶり再開 新緑の遊園地に笑顔と歓声

新緑の遊園地にようやく笑顔と歓声が戻ってきた。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休園し、6週間ぶりに再開した仙台市太白区の八木山ベニーランドは24日、多くの親子連れでにぎわった。
 初夏の日差しが降り注ぐ中、ジェットコースターのごう音や笑いが響き渡る。夫と1歳の息子の3人で訪れた太白区の主婦小林菜月さん(30)は「4月に長野県から越してきて、ずっと家にこもっていた。子どもも楽しんでいるのでまた来たい」と話した。
 園内40カ所に消毒用アルコールを置き、行列は間隔を空けるよう呼び掛けるなど予防策を講じた。運営会社エイトリーの八木充幸社長(66)は「例年の8~9割の人出。密な状態にはならずに済んだ」とほっとした様子。再開初日の23日は雨で来場者は少なかった。42日間の臨時休園は東日本大震災後の35日間を超えた。

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