仙台・大倉川支流、イワナ漁獲自粛へ 基準値超のセシウム

 県は19日、仙台市青葉区の大倉川支流(横川)のイワナ、丸森町の阿武隈川のウグイと阿武隈川支流(雉子尾川)のヤマメから、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、両市町と地元漁協に漁獲の自粛を要請した。
 県の検査によると、検出値はイワナ198ベクレル、ウグイ407ベクレル、ヤマメ271ベクレル。イワナとウグイは14日、ヤマメは15日に採取した。
 自粛の対象区域は、イワナが大倉ダム堤より上流の大倉川と横川、ヤマメとウグイは丸森町の阿武隈川と支流。阿武隈川漁協は3月から同流域での漁獲を自粛している。

タイトルとURLをコピーしました