第３２回定禅寺ストリートジャズフェスティバル（協会主催）が９、１０の両日、仙台市中心部を会場に開かれる。４年ぶりに制限のない今年のテーマは「響演」。出演者と観客が一体となり、街のそこかしこで音色が響き合う。雨天でも開催する方針だが、台風１３号の接近も予想され、荒天の場合は中止し、各日朝に協会のホームページ（ＨＰ）で告知する。
23ステージで「響演」 416組の計2960人が出演
青葉区の勾当台公園、西公園、定禅寺通などに計２３カ所のステージを設ける。東北６県を中心に４１６組、計２９６０人が参加し、ジャズやソウル、ポップス、クラシック、アカペラといった多彩なジャンルで聴衆を魅了する。
ストリート演奏は両日午前１１時～午後５時半。東京エレクトロンホール宮城（県民会館）では１０日午前１１時～午後４時、ジュニアジャズミーティングを開く。東北や首都圏を拠点にする小中高校生の７団体が楽曲を披露する。
ナイトステージは両日午後５時４５分～７時半、勾当台公園の市民広場と野外音楽堂、滝前の３カ所で開催。タイ政府観光庁推薦のサックス奏者やＤＪが会場を盛り上げる。市民広場など４カ所には飲食スペースが設けられ、キッチンカーやバーがお目見えする。
定禅寺通の北側車線が東二番丁通交差点－晩翠通交差点間で両日正午～午後７時に通行止めとなる。
連絡先は協会事務局０２２（７２２）７３８２。
市バス計395便、経路を一部変更
仙台市交通局は、第３２回定禅寺ストリートジャズフェスティバルの開催に伴い、循環観光バス「るーぷる仙台」を含む市バス計３９５便の経路を一部変更する。
青葉区の定禅寺通が交通規制される９、１０両日の正午～午後７時、交通局東北大学病院前行きは北一番丁通に、交通局東北大学病院前発は北二番丁通にそれぞれ迂回（うかい）する。るーぷる仙台は午前１１時～午後４時の便が定禅寺通市役所前の停留所を通らず、晩翠通と広瀬通を経由する。
連絡先は交通局案内センター０２２（２２２）２２５６。
