仙台・宮城野通にストリートピアノ CFで費用募り5月に設置

 仙台市の一般社団法人「東北を明るくする 仙台ストリートピアノ協会」は5月3~21日、JR仙台駅東口の宮城野通(宮城野区)周辺にストリートピアノを設置する。協会はピアノの運送や調律、管理費用をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 ピアノは東北福祉大仙台駅東口キャンパスや仙台ガーデンパレスなどに4台程度置く。演奏時間は午前10時~午後6時。混雑した場合は1人15分までの利用を目安とする。期間中、観客らを対象にスタンプラリーも行う予定だ。

 武内園子代表(58)は「宮城野通を通過する人は多いが、足を止める人が少ない。人が楽しめる場所を目指し、スタンプラリーで音楽になじみのない子どもも楽しめるようにしたい」とPRする。

 CFはピアノ設置最終日の5月21日まで募る。目標額は90万円。専用サイト「まちくるファンド仙台」で受け付けている。連絡先は協会050(5435)6395。

 協会は作曲家やピアノ講師らが2022年9月に設立。仙台駅西口の青葉通にストリートピアノを設置する活動などを行ってきた。

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