仙台・広瀬川の水量低下で対策支部を設置 東北地方整備局仙台河川国道事務所

東北地方整備局仙台河川国道事務所は13日、広瀬川の広瀬橋(仙台市)付近の水量が基準値を下回ったとして、上流のダムを管理する県や利水事業者などとの情報共有を強化する渇水対策支部を設置し、注意体制に入った。

 同事務所によると、広瀬川の流水量は同日午前9時現在毎秒0・47立方メートルで基準の毎秒1・00立方メートルを下回った。今後も降水量が少ない日が続くと見込んだ。

 暖冬の影響による少雪を踏まえ、東北地方整備局は3月に渇水対策本部を設置。5月下旬には北上川下流河川事務所などが、貯水率の低下した鳴子ダム(大崎市)の渇水対策支部を設けた。

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