仙台管区気象台は15日、仙台市泉区の泉ケ岳(1172メートル)で、初冠雪を観測したと発表した。宮城野区五輪1丁目の管区気象台から職員が目視で確認した。平年より9日遅く、昨年より8日早い。
管区気象台によると、仙台の朝の最低気温は平年並みの6.3度。県内22の観測地点のうち女川の0.9度、亘理3.1度など5地点で今季最低を更新した。
全国的には北海道で強い冬型の気圧配置が続いており、気象庁は16日にかけて日本海側を中心に猛吹雪、暴風、高波の恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。
同庁によると、16日午前6時までの24時間予想降雪量は日本海側の多いところで50センチ、その後の24時間で30~50センチ。