仙台・深沼に新交流拠点「うみのひろば」 10月14日オープン アウトドア体験、防災・減災も学べる

東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区荒浜の深沼海岸近くに整備中の交流拠点「深沼うみのひろば」が14日、オープンする。世代や障害の有無に関係なく集える「共生社会」をコンセプトに、アウトドアやイベントを楽しむだけでなく、防災・減災を学べる「ひろば」を目指す。

 仙台市の不動産業「今野不動産」が中心となって整備し、敷地面積は約1・3ヘクタール。敷地内には、カフェやコワーキングスペースなどが入る施設のほか、キャンプ場や障害児も一緒に遊べる東北初の「インクルーシブ公園」などのアウトドア空間、スポーツができる屋内施設の三つのエリアから構成する。

 カフェ施設では、東北福祉大とNTT東日本が開発した震災学習用のバーチャルリアリティーの機器を用意。震災前後の荒浜・深沼地区の様子を収めており、子どもたちの防災学習に活用する。

 交流拠点整備は、仙台市による防災集団移転跡地の利活用事業の一環。今野不動産は2021年6月、事業者に選ばれた。現在はカフェ施設のみが建設され、今後、障害児も遊べる遊具などを備えた公園や屋内施設などを順次整備していく。

 担当者は「定期的に通ってもらえるよう、年間を通じてイベントを開くなど多くの人が楽しめる交流拠点にしたい」と話した。営業時間は午前10時~午後6時、不定休。入場無料。詳細はホームページで確認できる。

 カフェ施設では、東北福祉大とNTT東日本が開発した震災学習用のバーチャルリアリティーの機器を用意。震災前後の荒浜・深沼地区の様子を収めており、子どもたちの防災学習に活用する。

 交流拠点整備は、仙台市による防災集団移転跡地の利活用事業の一環。今野不動産は2021年6月、事業者に選ばれた。現在はカフェ施設のみが建設され、今後、障害児も遊べる遊具などを備えた公園や屋内施設などを順次整備していく。

 担当者は「定期的に通ってもらえるよう、年間を通じてイベントを開くなど多くの人が楽しめる交流拠点にしたい」と話した。営業時間は午前10時~午後6時、不定休。入場無料。詳細はホームページで確認できる。

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