仙台・緑彩館そばの広瀬川に浮桟橋「川の音や風をじかに感じられる」 31日まで

仙台市青葉区の仙臺(せんだい)緑彩館そばの広瀬川に29日、プラスチック製の浮桟橋が架けられた。市中心部との回遊性向上や水辺に親しむ機会創出を目的とする「水上フットパス・デイズ」というイベントで、31日まで無料で利用できる。

 橋は中州を挟んだ2本。長さはそれぞれ約15メートルと約20メートルで、幅は1~1・5メートルほど。29日正午に利用が始まり、市民らが桟橋からの眺めを楽しんだ。

 友人と訪れた若林区の酒井沙百理さん(43)は「川の音や風をじかに感じられる新鮮な体験だった。こんな橋があれば青葉山公園に来る人が増えると思う」と話した。

 主催したNPO法人「都市デザインワークス」(仙台市)はイベントを通じて、桟橋による回遊性や誘客の効果などを探る。

 利用時間は午前7時~午後7時(31日は午後6時まで)。連絡先は同法人022(264)2405。

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