仙台・青葉まつりあす開幕 規模縮小し3年ぶり開催

第38回仙台・青葉まつり(まつり協賛会主催)が3年ぶりに14、15の両日、仙台市中心部で開かれる。新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となったが、今回は規模を縮小し時間を短縮して開催する。207団体約5200人が参加する。

 14日の宵まつりには、「祭連(まづら)」と呼ばれるすずめ踊りのグループが55団体約1400人参加。勾当台公園市民広場の演舞場のほか、定禅寺通で午後3時20分~6時に宵流しがある。

 15日の本まつりでは、本まつり巡行に12団体320人が加わる。甲冑(かっちゅう)姿の勇壮な武者行列、きらびやかな政宗公山鉾(やまぼこ)が新緑の定禅寺通を練り歩く。

 勾当台公園と市民広場では県内外の食べ物や酒類を集めた「杜の市」があり、72ブースが並ぶ。飲食物は全てテイクアウトで、勾当台公園内に飲食エリアを設ける。

 両日とも地図の通り、時間帯によって車両通行止めの交通規制がある。主な規制は定禅寺通が14日午後3時~7時半、15日正午~午後4時半。市役所南側の表小路が15日午前8時~午後5時。

市バス279便が経路変更

 仙台市交通局は14、15の両日、仙台・青葉まつりの交通規制に伴い、市中心部を通る市バス計279便で経路変更を行う。

 宵まつりの14日は午後3時~7時半、定禅寺通の通行止めに合わせ、循環観光バス「るーぷる仙台」を含む132便が迂回(うかい)する。本まつりの15日は正午~午後4時半、計147便が迂回する。

 連絡先は市交通局案内センター022(222)2256。

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