仙台青年会議所(JC)は仙台七夕花火祭(8月5日)の街頭募金活動を仙台市中心部で始めた。例年の倍以上の300万円を目標に、市民に協力を呼び掛ける。
青葉区の藤崎前と仙台三越前で、今月末まで毎週土、日曜に実施。初日の6月28日にはボランティアのほか、せんだい杜の都親善大使の熊谷望那さん(20)、蓬田みなみさん(19)も駆け付け「ご協力をお願いします」と声を掛けた。
ことしの花火祭は、市地下鉄東西線工事のため打ち上げ場所を例年の広瀬川河川敷から東北大百周年記念館の敷地内に変更。建物の防火対策や警備範囲拡大などで、例年5000万円前後の運営費が約9000万円ほど必要になる。
仙台JCの村上英生花火祭実行委員長(39)は「花火祭の伝統を継続していくため、例年以上の企業協賛をお願いするとともに、市民の皆さんも募金で応援してほしい」と協力を求めている。