仙台中心部にビール醸造所 「ずんだ入り」など3種類、あすから提供

仙台市青葉区の複合施設「クロスBプラス」内のビール醸造所「BATSUJI BREWING」でクラフトビールが完成し、8日に提供を始める。華やかな香りとフルーティーさ、とろみと濁りが特徴の「ヘイジースタイル」の3種類で、仙台名物ずんだを使ったビールも味わえる。
 アルコール度数4度と抑えめで飲みやすい「セッションヘイジーIPA」、通常の倍以上のホップでしっかりとした味わいの「ダブルドライホップヘイジーIPA」、仙台産の枝豆「湯あがり娘」をペースト状にして添加した「ずんだヘイジーIPA」を用意。缶入りや瓶詰はなく、店内で注ぎたてを飲んでもらう。
 6日にメディア関係者の試飲会があり、醸造責任者の畠山崇裕さん(37)は「濁り成分はポリフェノールで健康促進にもつながる。市中心部初の醸造所で新鮮なビールを味わってほしい」と話した。今後は東北の果物や新潟県産米などを使ったビールも検討する。
 ビールはスモール(220ミリリットル)600円から。午前11時半開店で、日曜・祝日は午後7時まで。それ以外はランチとディナーの2部制で午後10時まで営業する。県の「みやぎ飲食店コロナ対策認証店」で、仙台牛やひとめぼれなど宮城県産食材を使った料理も楽しめる。連絡先は022(399)7091。

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