仙台初売り、福袋は予約制 感染防止へ来客分散化

来年1月2日に始まる恒例の仙台初売りに向け、仙台市青葉区の大型店などが新型コロナウイルス感染防止対策の具体案をまとめた。いずれも福袋の事前予約制を導入し、3日以降にも販売や受け渡しを行うなど、来客の分散化を図る。
 各店の対応策は表の通り。藤崎は例年の2日間から5日間に拡大して1月2~6日の開催を決めた。人気の食品福袋は4日から販売。福袋の事前予約は今月20日~12月20日、オンラインと店頭で受け付け、宅配にも対応する。福袋の総数は今年の6割程度に減らす見込みだ。
 仙台三越の福袋は事前予約を12月1~20日、店頭のみで実施。初売りは1月2、3日だが、予約福袋の受け取りは4~6日に指定して密集を防ぐ。藤崎とともに会員限定だった福袋の事前予約サービスを一般客に広げる。
 エスパル仙台も12月1日、福袋の予約販売をスタートさせる。受け取りは1月2日の開店2時間後以降にずらし、早朝の混雑を緩和させる。仙台フォーラス、仙台パルコは事前予約を実施した上で、店頭販売を2、3日に分散させる。
 青葉区のお茶の井ケ田一番町本店は、人気の高い豪華景品入りの茶箱の事前予約分を今月18日に締め切った。抽選で当たった人が来年1月2、3日に受け取る方法を採用する。

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