仙台商工会議所は26日の定例常議員会で、新年恒例の仙台初売りを来年1月2日から通常開催する方針を決めた。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、感染対策を大幅に緩和する。
今年の初売りは各商店街にマスク着用など感染対策の徹底を求めた。来年は太鼓の演奏をはじめ、歓迎イベントの開催も店舗や商店街の判断に委ねる。例年通り、2日から一斉に開催し、元日は初売りとしない。
福袋の販売は事前予約分も含め、2日に始める。コロナ禍前、縁起物として企画していた記念品のミニタオルは、原材料費の高騰などを踏まえ販売を見送る。
通常開催の方針は、中心商店街の代表者らでつくる商議所内の「仙台初売りをよりよくする検討会」が提案。7月以降、専門部会や検討会で協議していた。