仙台市、「伊達な」ナンバー3案作成 ネットや博物館で投票受け付け

景勝地や名産品など図柄入り自動車用ナンバープレートの導入を目指す仙台市は31日、「伊達な文化」をモチーフとした3種類のデザイン案を作成し、インターネットなどで投票の受け付けを始めた。
最多得票の1点のデザインを国土交通省に12月までに提出する。国交省はナンバー交付を来年秋から順次始める予定。市は、仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を記念し、テーマに「伊達な文化」を設定した。
A案は歴代藩主が受け継いだ陣羽織の5色の水玉模様と、馬に乗る政宗を描いた。B案は政宗の甲冑(かっちゅう)「黒漆五枚胴具足」の前立てを金色に際立たせ、伊達家の家紋を並べた。C案は仙台七夕まつりの吹き流しと政宗の騎馬像を組み合わせた。
いずれもカラーとモノクロがあり、軽自動車にも装着が認められる。投票は市ホームページで11月22日午後5時まで、市博物館でも12日まで受け付ける。このほか、無作為抽出した市民6000人にも投票用紙を送った。

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