仙台市、部活動は校内に限定 市民利用施設は午後8時まで

仙台市は18日、新型コロナウイルス感染症対策会議で、市内を対象にまん延防止等重点措置が再適用される20日~9月12日、市民利用施設を原則午後8時に閉館する方針を決めた。不特定多数の市民が予約なく利用できる施設、スペースは感染状況を踏まえて利用制限などの対策を講じる。

 利用休止や開館時間などの判断は施設ごとに行う。市は一両日中に各施設の対応を公表する。カラオケ設備の使用や持ち込みは自粛を求める。適用期間中にイベントが中止となった場合は使用料を全額返金する。
 市立学校の部活動は校内に限定し、他校との練習試合や合同練習会は自粛する。社会学級や学校施設開放などの生涯学習事業も休止の方向で検討している。
 市内の児童館は児童生徒の自由来館、子育て支援室の乳幼児親子の受け入れを期間中は休止。市内29カ所の保育所で実施している地域子育て支援センター事業も同期間は取りやめる。
 郡和子市長は会議後、報道陣に「市民利用施設は県の方針に沿う形で制限をかけることにした。この厳しい局面を早急に収束させることが大切だ」と語った。

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