仙台市が青葉区にある仙台国際センターの北側に建設予定の音楽ホールについて、市は開館時期を2031年度とする方針を示しました。
仙台市は、音楽ホールを仙台国際センター駅北側の広場に建設する事を決めていて、その建物には震災の教訓を伝える伝承施設も合わせて整備されます。
専門家らで構成する4回目の懇話会で仙台市が示した案によりますと、音楽ホールと伝承施設を合わせた複合施設の延床面積は3万1000平方メートルから3万2000平方メートル程度で、オペラやバレエに対応した2000席規模の大ホールと、市民活動の場となる300席から500席程度の小ホールなどを備えます。
開館時期は2031年度を目指すことが示されました。
郡和子仙台市長「様々な方々に気軽においでいただいて、学んだり楽しんだり色々な方々と触れ合っていただいたり、そんな場所になってほしいと思います」
懇話会は2023年度まで計6回開かれ、夏ごろまでに基本構想を策定する予定です。