仙台市は13日、4~10日の1週間に、1医療機関当たり11・18人のインフルエンザ感染が確認されたと発表した。前週(8月28日~9月3日)の5・34人から倍増し、注意報発令の基準となる10人を上回った。この時期の過去5年平均(0・05人)の220倍を超えた。
市内44カ所の定点医療機関の感染者数は計492人。区別は青葉130人(1医療機関当たり11・82人)、宮城野35人(4・38人)、若林46人(6・57人)、太白77人(7・70人)、泉204人(25・50人)。
新型コロナウイルスの感染確認は全定点医療機関で計1008人。前週より12人少ない。1医療機関当たりは22・91人で、前週の23・18人からほぼ横ばいだった。
市教委によると、13日時点で、インフルエンザによる学級・学年閉鎖は市立小中学校19校、新型コロナは小中学校12校に上った。
市感染症対策室は「インフルエンザも新型コロナも感染防止対策は同じ。手洗いやうがい、換気を徹底してほしい」と呼びかける。