仙台市ガス202円値上げ 5月から、17年ぶり

 東北経済産業局は17日、仙台市ガス局が申請した料金引き上げを認可した。消費税の3%増税分も含めた標準的な一般家庭(月平均使用量31立方メートル)の月額料金は現行の6215円から6417円に変わり、202円の負担増となる。値上げ幅は3.25%。経過措置として5月検針分から適用する。4月以降の新規契約は経過措置の対象外。
 市ガス局は昨年10月、消費税増税や地球温暖化対策税(環境税)の引き上げを理由に3.54%の値上げを申請。消費税分を含まない1立方メートル当たりの平均単価の改定率は当初、小口部門、主に家庭用の「供給約款」ともに0.67%だった。
 東北経産局は原材料費、労務費などをさらに削減するよう指示し、改定率はそれぞれ0.43%、0.39%に圧縮された。
 料金引き上げは消費税率が5%となった1997年以来、17年ぶり。

タイトルとURLをコピーしました