仙台市・音楽ホールの整備計画

仙台市・音楽ホールの整備計画
施設規模やコストなど検討調査を委託へ
市内中心部に復興のシンボルとして建設
 

 仙台市は、市内中心部に整備を検討している音楽ホールの検討調査業務を委託するため指名プロポーザルを行った結果、政策技術研究所(東京都港区)を特定した。
今回の業務は、音楽ホールを整備するための検討のバリエーションを提案してもらうもので、音楽ホールとしての施設規模や付属施設、建設コストやランニングコストなどとなっている。委託期間は2016年3月末まで。
今後、16年度で施設内容や建設候補地など基本構想を作成、本格的な具体化をめざす。
仙台市の音楽ホール建設事業は、太白区長町の太白区役所近隣に当初計画していたが、建設用地をあすと長町地区に変更し山下設計で基本計画を作成してい た。しかし、財政難を理由に事業を凍結した後に、その建設予定地は06年度に老朽していた市立病院の移転先とすることが決まり、昨年11月に新市立病院が 開院している。
音楽ホール整備は、復興のシンボルとして来年度の震災メモリアルプロジェクトに位置付けており、仙台経済同友会など地元経済界からも音楽専用ホールの新設を求める意見が出ている。

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