仙台市中心部で車両通行止め 七夕まつり期間中

仙台七夕まつり(6~8日)の期間中、宮城県警は仙台市中心部で大規模な交通規制を実施する。人出が多くなる商店街周辺の一部で車両の通行を禁止する。
 規制は、仙台三越周辺、電力ビル周辺の路地はともに午前9時~午後9時。中央通につながる一部路地は午前8時~午後9時、国分町通と稲荷小路を結ぶ一部路地は午後7~9時に、それぞれ規制する。
 仙台フォーラスと藤崎ファーストタワービルの周辺に臨時の救護所や警備派出所を置き、迷子の相談や急病人に対応する。縮小開催に伴い、錦町公園で例年実施する福祉車両など向けの無料駐車場は開設しない。
 中心商店街の飾り付けは期間中、午前10時~午後8時ごろ。

仙台七夕まつり、あす2年ぶりに開幕 大型飾りは例年の4分の1

仙台七夕まつりが6日、開幕する。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で戦後初めて中止され、2年ぶりの開催となる。主会場の中心商店街は大型の七夕飾りを減らし、規模を縮小。感染防止策をとりながら、8日までの3日間、杜の都の歴史と文化を伝える。
 アーケードがある六つの商店街には例年、大型飾りが300本ほど並ぶが、今年は約70本。青葉区のサンモール一番町商店街には4日朝、同区大倉産の高さ12メートル程度の青竹約20本が運び込まれ、業者が飾り付けの準備作業を行った。
 感染防止策として、飾りは地上から2メートル以上離し、見物客の接触を防ぐ。アーケード内の2カ所に対策ステーションを設け、検温や手指消毒、マスク着用を呼び掛ける。会場内で歩きながらの飲食を禁止し、恒例の勾当台公園市民広場でのイベントは行わない。
 仙台管区気象台によると、期間中の天気は6日に気温が上がるが、7日以降は熱帯低気圧の影響で曇りがちになり、8日には雨が降ることもある見込み。

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