仙台市博物館に「ハイキュー!!」記念碑 ツッキーと山口、「仙台観光特使」の委嘱状も交付

宮城県内を舞台にした人気の高校バレーボール漫画「ハイキュー!!」のキャラクター2人が描かれた記念碑の除幕式が5日、仙台市博物館(青葉区)であった。「ハイキュー!!」の記念碑はカメイアリーナ仙台(太白区)に続き、市内2基目。

 記念碑は高さ2・48メートル、幅1・41メートルのガラス製で、主人公のチームメート月島蛍と山口忠が描かれている。月島が市博物館に就職予定となっている設定から、同館の正面玄関脇に据え付けた。費用は約580万円。

 式典で郡和子市長は月島と山口に「仙台観光特使」の委嘱状を交付。連載していた週刊少年ジャンプ(集英社)の本田佑行副編集長が受け取った。

 招待された仙台商高男子バレーボール部員ら約40人を前に、郡市長は「漫画の名シーンを思い出して楽しんでほしい」と呼びかけた。本田氏は「月島が働いている姿を想像しながら、展示を見るのも楽しいのではないか」と提案した。

 昨年8月、カメイアリーナに設置された記念碑には、主人公の日向翔陽と影山飛雄が描かれている。

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 七十七銀行は同日、作中で「一十一銀行」に勤務予定とされた国見英の名刺を作成し、インスタグラムで公開した。月島らのライバル国見について「冷静な判断力と内に秘めた熱い姿勢で、エース社員としてめきめき頭角を現している」と「近況」を投稿した。

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