仙台市命名権売却 3施設新名称決定

仙台市は11日、市有施設の提案型施設命名権(ネーミングライツ)について、青葉区の3施設の新名称が決まったと発表した。日立システムズ(東京)が命名権を取得した市青年文化センターは「日立システムズホール仙台」に変更される。
 センターの命名権料は年間1000万円で5年契約。看板などを付け替え、7月1日から新名称を使う。
 環境開発(仙台市)と契約した宮城広瀬総合運動場は「仙台環境開発スポーツパーク宮城広瀬」、住友スリーエム(東京)が取得した市科学館は「スリーエム仙台市科学館」に決まった。新名称の運用は今月15日から。運動場は160万円の5年契約、科学館は100万円の3年契約。
 市資産マネジメント推進室は「多くの企業から応募をいただき、大変ありがたい。今後も命名権を積極的に売り出し、安定的な自主財源確保につなげたい」と話した。
 市の提案型命名権をめぐっては、東北放送(仙台市)が勾当台公園市民広場の優先交渉権者となったものの、他の在仙民放局から抗議を受け、市が内定を取り消している。

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