仙台市地下鉄で周遊型謎解きゲーム 東西線と南北線で、乗り換え利便性アピール

仙台市が10月1日から、仙台市地下鉄を舞台にした周遊型謎解きゲーム「WE QUEST+(ウィー・クエスト・プラス)」を開催している。

「WE QUEST」は、仙台市地下鉄の駅と沿線地域にちりばめられた謎を解き明かす周遊型ゲーム。昨年12月3日~今年1月15日に地下鉄東西線開業1周年記念イベントとして初開催し、約5000人の参加があった。

今回、より多くの参加者を集めようと期間を拡大し、前回は東西線沿線のみだった謎解きの舞台を南北線沿線にも広げた。仙台市市民協働推進課の担当者は「ウィー・クエスト・プラスのプラスは、東西線と南北線沿線を現している。同イベントを通して、地下鉄の乗り換えの便利さを幅広くアピールし、利用促進につなげたい」と期待を込める。

参加者は「ナゾトキブック」を入手して地下鉄東西線・南北線に乗り、大町西公園駅・薬師堂駅・長町駅・勾当台公園駅の周辺を探索し、ナゾトキブックに記載されたクイズ・パズルなどの謎を解く。4駅を巡ると導き出せる「最後の答え」を応募すると、正解者の中から抽選で約170人に沿線の施設や仙台のプロスポーツチームのチケットやグッズが進呈される。

景品は、「東北楽天ゴールデンイーグルス キッズユニホーム・キャップのセット」「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール ミュージアム&バイキンひみつ基地 共通ペア招待券」「地底の森ミュージアム招待券・縄文の森広場招待券・グッズのセット」「仙台市農業園芸センター みどりの杜 仙台とんこつラーメン一番堂ラーメン1杯無料券2枚1組」「仙台市交通局 走る東西線ストラップ 南北線テープカッターセット」など。

謎を解くのにかかる時間は移動を含め約3時間。同担当者は「お子さんでも解けるものから、保護者の方と一緒に解かないと難しいものもある。家族で協力して謎を解いていただければ」と呼び掛ける。

参加無料だが交通費がかかるため、「地下鉄一日乗車券の利用がお薦め」。ナゾトキブックは、地下鉄各駅、各区役所、各図書館ほかで計1万部を配布するほか、公式サイトからもダウンロードできる。11月26日まで。

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