仙台市地下鉄の駅と沿線地域にちりばめられた謎を解き明かす周遊型ゲーム「WE QUEST(ウィー・クエスト)」が9月1日にスタートした。主催は仙台市、共催は仙台市交通局。
地下鉄東西線開業1周年記念イベントとして2016年に初開催され、今回で3回目。前回(2017年10月1日~11月26日)は家族連れを中心に約5000人が参加した。
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参加者は「ナゾトキブック」を入手して地下鉄東西線・南北線に乗り、八木山動物公園駅、宮城野通駅、仙台駅、旭ヶ丘駅の周辺を探索し、記載された謎を解くためのヒントや答えを見つけながらゲームを進行。各駅を巡ると導き出せる手掛かりを基に最後の謎を解き、「呪文の言葉」と「記憶をなくした男性の名前」を応募すると、正解者の中から抽選で101人に賞品が進呈される。
賞品は、「ベガルタ仙台 みそかりんとうラスク『ベガりん』」「東北楽天ゴールデンイーグルス ユニホーム・キッズキャップのセット」「セルコホームズーパラダイス八木山(八木山動物公園) しろくまプレート(グーグーテラス食事券)・動物マグネットのセット」「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール ミュージアム&バイキンひみつ基地 共通ペア招待券」「仙台市交通局 南北線テープカッター・クリアファイルのセット」など。
仙台市市民協働推進課担当者は「家族皆さまで参加いただきたい。普段あまり地下鉄を利用されない方にも、この機会に地下鉄に乗っていただければ」と話す。謎解きの時間は地下鉄での移動を含めて2~3時間を想定。交通費がかかるため、「地下鉄一日乗車券」の利用を勧める。
参加無料。ナゾトキブックは、地下鉄各駅、各区役所、各図書館ほかで計1万部を配布するほか、ウェブサイトで公開している。10月14日まで。