仙台市 新型コロナ感染者数3週連続で1000人超

感染症法上の位置づけが5月に「5類」に移行した新型コロナウイルスについて、仙台市は今月10日までの1週間に医療機関から報告された感染者数が1008人と、3週続けて1000人を超えたと発表しました。
仙台市は「学級閉鎖が増加している。今後さらに感染が拡大する可能性がある」として改めて感染対策の徹底を呼びかけています。

仙台市では44の医療機関が、市内5つの区にある保健所の各支所に感染者数を報告し、毎週水曜日に公表しています。
それによりますと、今月10日までの1週間の感染者数は前の週よりやや減りましたが1008人で、感染症法上の位置づけがことし5月に「5類」に移行してから3週続けて1000人を超えました。
1医療機関あたりの平均は22.91人で、前の週より0.27人減りました。
各区ごとにみますと、
青葉区が239人で1医療機関あたりの平均は21.73人、
宮城野区が164人で1医療機関あたりの平均は20.50人、
若林区が208人で1医療機関あたりの平均は29.71人、
太白区が172人で1医療機関あたりの平均は17.20人
泉区が225人で1医療機関あたりの平均は28.13人でした。
市の感染症対策室は「小学校を中心に学級閉鎖が増加している。子どもから大人へ家庭でも感染するおそれがあり、今後さらに感染が拡大する可能性があるので注意が必要だ」とした上で、引き続き熱中症に注意しながら、発熱やせきの症状がある場合はマスクを着用して外出を控えることや、室内では換気をこまめに行うことなど改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

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