新型コロナウイルスについて、仙台市は先月31日から今月6日までの1週間に医療機関から報告された感染者数を発表し、1医療機関あたりの感染者数は14.41人と、6週間ぶりに前の週を下回りました。
仙台市では、44の医療機関が、市内5つの区にある保健所の各支所に感染者数を報告し、毎週水曜日に公表することにしています。
それによりますと、先月31日から今月6日までの1週間の感染者数は634人で、1医療機関あたりの平均は14.41人でした。
前の週と比べて0.16人減り、6週間ぶりに前の週を下回りました。
各区ごとにみますと、
青葉区が157人で1医療機関あたりの平均は前の週より0.46人少ない14.27人、
宮城野区は86人で前の週より0.75人少ない10.75人、
若林区が108人で前の週より0.72人多い15.43人、
太白区は133人で前の週より1.00人多い13.30人、
泉区が150人で前の週より1.38人少ない18.75人でした。
1医療機関あたりの平均の人数は、3つの区で前の週より少なくなりましたが、仙台市全体の平均は3週連続で10人を超えました。
仙台市感染症対策室は、「お盆の時期で帰省や旅行などによる人の行き来が増加し、接触の機会も増えると予想される。人が多い場所に行く時には、これまで以上に感染対策を徹底してほしい」としています。
県全体の感染者数は、10日公表される予定です。