仙台牛予約販売、21店舗で始まる 全農宮城県本部が企画

コロナ禍で堅調な内食需要を狙った仙台牛の定期販売会が12日、宮城県内のスーパー21店舗で始まった。13日まで。需要が減少傾向にあるブランド牛の消費拡大を目指し、全農県本部が企画した。
 仙台市若林区の「サン・マルシェ荒井店」では、ステーキ用(300グラム、2160円)などが並んだ。売れ残りを抑えるため、事前に購入希望の部位を申し込む予約制も実施した。
 生産者や全農県本部の関係者が売り場に立ち、肉質の良さやお勧めの食べ方を紹介。川崎町の肥育農家菅生亮太さん(30)は「消費者との距離が縮まり、生産意欲が高まる」と話した。
 購入した若林区の会社役員深沢ひろ美さん(57)は「予約制だと必ず商品が手に入り便利。食べられる日が待ち遠しくなる」と笑顔を見せた。
 定期販売会は月2回、週末の2日間に行う。次回は今月26、27の両日。

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