仙台赤門短大が日本初の鍼灸手技療法学科を新設 専門人材育成目指す

3年制で、入学定員は50人。東洋医学の基礎に加え、スポーツ分野での治療法、伝統医療へのデータサイエンスの応用などを学ぶ。同大の看護学科と連携した授業も想定する。卒業時には「鍼灸手技療法学」の学位を授与する。

 同法人が運営する仙台赤門医療専門学校(青葉区)の鍼灸マッサージ東洋医療科、柔道整復医療科は来年度以降の募集を停止している。

 学科長に就任する東京有明医療大の宮本俊和客員教授は「盲学校の卒業生が活躍してきた分野だが、今は入学者が減少している」と説明。「科学的な裏付けや専門性を持って治療できる人材を育成し、健康、スポーツなど幅広い分野で活躍してほしい」と話した。

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