JR東日本は1日、東日本エリアの観光情報発信や旅行相談の拠点となる「駅たびコンシェルジュ仙台」を仙台駅2階にオープンした。旅の専門知識を持つスタッフが、プランの提案やオンライン予約のサポートなどを行う。
昨年12月に営業を終了した旅行窓口「びゅうプラザ仙台駅」の跡地を改装し、30の接客席や大型モニターを設置。スタッフ14人が常駐し、旅の行程づくりや「えきねっと」「新幹線eチケット」といったウェブ商品の利用方法を案内する。オンラインで各地の店舗をつなぎ、情報紹介やセミナー、イベントを実施する。
JR東の50歳以上の顧客組織「大人の休日倶楽部(くらぶ)」の会員サポートも担う。
駅たびコンシェルジュ仙台の高本勝典ゼネラルマネジャーは「地域とも連携しながら新鮮な観光情報を発信し、東北6県のメイン店舗として宮城、仙台の楽しい旅の手助けをしたい」と話した。
営業は午前10時~午後6時。年中無休。東北では5カ所目で、同日は青森にもオープンした。JR東は4月までに仙台を含め25店舗の開業を予定する。