仙台駅に「DJポリス」登場 特殊詐欺の被害防止訴え

仙台中央署は10日、仙台市青葉区のJR仙台駅西口ペデストリアンデッキで、特殊詐欺や闇バイトへの警戒を呼びかける啓発イベントを行った。署員5人が「DJポリス」としてマイクを持ち、通行人に被害防止を訴えた。

 同署を含めた市内6署と県警本部、石巻署は新年度、特殊詐欺対策プロジェクトチーム「特別対策隊」を新設。同署では署員15人が隊員として指定されたのに合わせて、今回の活動を実施した。

 署員は「交流サイト(SNS)などを通した顔の見えないバイトはすぐ話に乗らない」「電話口でお金やキャッシュカードと言われたら、それは詐欺」などと呼びかけた。

 隊長の赤松恵太警部補(32)は「県民一人一人の詐欺への防止意識が向上するように啓発に力を入れていきたい」と話した。今後は月3、4回、DJポリスによる啓発イベントを開くという。

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