仙台駅前複合商業施設「EDEN」 オープン4月27日

 オリックス不動産(東京)がJR仙台駅前の仙台ホテル跡地で建設中の複合商業施設「EDEN(エデン)」を4月27日にオープンさせることが2日、分かった。飲食店を中心にテナント16店が入居し、今月15日に予定する建物の完成後、各店が開業準備に入る。
 同社によると、テナントのうち12店が飲食店で、モスバーガーを展開するモスフードサービス(東京)が新業態のカフェを出店。都内を中心に居酒屋などを運営するリン・クルー(同)は、東北初出店のスペイン料理などの「Tapas Blanco(タパス ブランコ)」を出す。
 他は「具体名は公表段階にはない」としているが、飲食店ではダイニングバーやとんかつ店などが入る。飲食以外の4店はアパレル物販が3店、保険サービス業が1店で、アパレル物販店は青葉通に面したスペースに入居予定という。
 EDENは昨年11月半ばに着工した。平屋で延べ床面積約1400平方メートル、敷地約2700平方メートル。青葉通と愛宕上杉通とで通り抜けができる開放的な空間になる。
 オリックス不動産は「他にも東北初出店のテナントがあるほか、東北の企業による店舗も入る予定だ」と説明している。

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