仙台駅東口「ロピア」、開店1週間で10万人来店

食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(神奈川県川崎市)は29日、JR仙台駅東口のヨドバシ仙台第2ビル(仙台市宮城野区)3階の「ロピア仙台ヨドバシ店」を報道機関に公開し、22日のオープンから1週間で延べ約10万人が利用したことを明らかにした。

 ロピア仙台ヨドバシ店は総面積1913平方メートルで、青果、鮮魚、総菜など5部門を設けた。精肉部門は牛を1頭買いで仕入れているのが特徴で「高品質で低価格」を売りにしている。仙台牛も販売するほか、ソーセージやハムも並ぶ。

 買い物に訪れた若林区の無職渡辺利行さん(61)は「(開店から1週間で)3回も来ている。物価が高騰する中、他のスーパーと比べて価格が安いと感じる」と話した。

 OICグループは首都圏を中心に国内外でロピア79店を展開。仙台ヨドバシ店は東北1号店となった。

 浜野仁志執行役員管理本部長は「ロピアが知られていない地域だが、多くの人に来店してもらっている。仙台駅を利用した際に立ち寄ってもらえる店にしたい」と意気込んだ。

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