仙台駅東口で電動キックボードシェアサービス「LUUP」の実証実験を開始

仙台駅東口を中心に、電動キックボードシェアサービスの実証実験が始まりました。仙台駅東まちづくり協議会が企画し、東京、大阪、横浜、京都で電動キックボードのシェアリングサービスを運営している「LUUP」が実証実験を行います。

仙台駅と楽天生命パーク宮城を結ぶ道路「宮城野通」の西側と東側に2ヵ所のポートが設置されました。西側は仙台駅東口駅前の「東北福祉大学仙台駅東口キャンパス」の前にありました。

正式なサービス開始ではないのでポートは2ヵ所、電動キックボードは5台のみで、10月31日までの期間限定で実証実験を行い、本格的な運営に向けてのルール整備や活用法などを検討するそうです。

5台のキックボードは東京から持ってきたようで渋谷ナンバーになっていますね。国の特例を受けてヘルメットは不要(任意)ですが、利用できるのは運転免許所持者に限り、スマホに専用アプリをダウンロードして交通ルール確認テストに合格する必要があるということです。

利用料金は基本料50円、1分ごとに15円加算されていくそうです。走行範囲は宮城野通を中心とした仙台駅東口界隈です。

宮城野通は道路幅が広く、自転車専用の通行路も整備されているので比較的安全に電動キックボードが走れる環境ですね。重大なルール違反や危険な走行を行った場合はアカウントが凍結されるということなので、安全性にも配慮しているようです。

もう1ヵ所のポートは、東側の楽天生命パーク宮城の近くにありました。警備会社「トスネット」の前に設置されていましたが、西側に5台あったので当然こちらには1台もありませんでした。

実証実験が終了した後は仙台市中心部でも本格的な電動キックボードのシェアサービスが開始されるんでしょうかね。今後の国の方針として電動キックボードの規制緩和を進めていくそうなので、街中に電動キックボードが行き交うようになるんでしょうか。

宮城野通の東端にある楽天生命パーク宮城の入り口です。楽天の試合がある日はシャトルバスが運行されたりしていますが、電動キックボードでも移動しやすい距離なので、キックボードを利用する人も増えそうですね。

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