企業のノベルティ、75%が「迷惑」 理由1位は「実用性の低さ」

ノベルティ事業「ブラノベ!」を運営するtetote(神奈川県横浜市)は、社会人240人を対象に「ノベルティに関する意識調査」を実施した。その結果、企業からもらったノベルティを「迷惑」と感じた人は75%に達することが分かった。

 これまでに企業からもらったノベルティの中で、迷惑だと感じたものは何かの設問では、1位が「ステッカー」(29.6%)、2位に「壁掛けカレンダー」(27.9%)、3位「クリアファイル」(22.1%)という結果になった。

 迷惑だと感じた理由について尋ねると、「実用性が低い」と回答した人が最も多く44.2%となった。次いで、「デザインが好きではないから」(26.3%)、「企業名や企業のロゴが大きすぎるから」(25.8%)となった。

 一方で、ノベルティをもらうときの気持ちを聞いたところ、「ノベルティをくれる気持ちは嬉しい」と39.6%が回答。また、企業がノベルティを配布することに関してユーザーは好印象を持っており、アイテムは「迷惑」と感じてもノベルティ自体は「嬉しい」と感じているユーザーの心理がうかがえる結果となった。

 ノベルティは企業に取ってどうあるべきかという質問では、「ギフト性が高いもの」と回答した人が最も多く38.8%、次いで「顧客満足に貢献」「認知度アップに貢献」が27.9%となった。

 調査は全国の20代~60代の男女240人を対象に、インターネットにて実施した。調査期間は7月13~7月14日。

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