就職活動前の学生が地元企業の社長らから仕事内容や経営方針を直接聞ける講座「センダイシゴト大学」が、仙台市青葉区の交流拠点「IDOBA(イドバ)」であった。宮城大や東北芸術工科大など12大学の1~3年生約40人が参加。企画職をテーマに、4社の社長が学生の質問に答えた。
地元素材のアロマ製品などを開発するグリーディー(青葉区)の浜出理加社長は、仕事のこつを「早いうちから何度も失敗を経験すること。その方がスピードが上がる」と説明。イベント企画運営のニア(同)の木皿譲司社長は、仙台で働く意義を「地元を輝かせる仕事ができれば、自分を輝かせる」と語った。
東北学院大1年広瀬樹生さん(19)=太白区=は「4人とも楽しそうに仕事の話をしていた。やらされているという気持ちでは駄目だと思った」と話した。
講座は市の事業で、2日にあった。次回は11月6日で、「デザイン職」が働く会社の社長らが登壇する。参加無料。LINE(ライン)の公式アカウントから申し込む。