伊豆沼の自然もっと身近に 施設リニューアル

栗原市若柳の県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの展示内容が一新され、リニューアルオープン式典が25日、現地であった。
再開館を祝うセレモニーでは、市のマスコットキャラクター「ねじりほんにょ」が登場。子どもたちと一緒にくす玉を割った。
タガメが脱皮を繰り返して成虫になることを、県伊豆沼・内沼環境保全財団の研究員から教えてもらった若柳小1年二階堂湊介君(6)は「知らないことがたくさんあった。とても面白かった」と笑顔で話した。
県自然保護課によると、展示スペースは1階が約800平方メートル、2階が約500平方メートル。沼の自然に親しめるよう貝の標本に触れるコーナーや、沼を観察できる望遠鏡18台を設けた。
サンクチュアリセンターは1991年に開館し、主に鳥類のはく製を展示。改装工事のため、3月末から休館していた。月曜(祝日の場合翌日)休館。27日は特別開館する。

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