伊達政宗公の顔を最新技術で復元した復顔像を特別展示 仙台・国際センター駅

旧暦の8月3日は、仙台藩初代藩主伊達政宗公の誕生日です。その政宗公の顔を最新技術を駆使して復元した像、復顔像が3日に初めて一般公開されました。

伊達政宗公の復顔像

 伊達政宗公の復顔像は、仙台市青葉区の地下鉄国際センター駅で、3日から特別展示されます。  阿部美里アナウンサー「復顔されたのは、40代後半の政宗公です。晩年を描いたとされる肖像画と比べても彫りが深く、端正な顔立ちで凛々しい表情が印象的です」  復顔像は繊維強化プラスチック製で、瑞鳳殿と国立科学博物館が共同で制作しました。  政宗公の頭骨の模型を基に江戸時代の人の肉付きや髪形などを分析し、4カ月ほどかけて2021年7月に完成しました。  CTスキャンなどの最新技術による調査で目のくぼみ、眼窩の高さが左右で2ミリ違うことが分かり、隻眼の事実が正確に反映されました。  伊達家18代当主伊達泰宗さん「未来を見据えた隻眼の政宗公の姿を見て、未来をそして自分が何をしなければならないのか、そういったことを感じ取っていただければと」  この特別展示は、国際センター駅1階で15日まで行われています。

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