石ノ森章太郎原作の特撮ドラマ“ロボコン”が、新作映画「がんばれいわ!!ロボコン」として20年ぶりに復活。2020年7月31日より、MX4D劇場を含む全国の劇場で公開される。配給は東映。
「ロボコン」は、タマゴ型で赤くコーティングされたボディに愛らしい眼が特徴的なドジなロボット。1975年に「がんばれ!!ロボコン」が放送されるや、同時期に誕生した「スーパー戦隊」「仮面ライダー」とともに、瞬く間に子供たちの共感を呼び、最高視聴率は29.2%を誇った。原作は「仮面ライダー」「サイボーグ 009」など数々のキャラクターを生み出し、“マンガの王様”と称される石ノ森章太郎。
「がんばれ!!ロボコン」
(C)石森プロ・東映
1999年~2000年にかけては、香港で巻き起こった空前の「ロボコン」ブームが日本にも押し寄せ「燃えろ!!ロボコン」が制作され、「がんばれ!!ロボコン」を観ていた世代が親となり、親子2世代で楽しめるコメディロボット作品として人気を博した。
20年ぶりに復活するシリーズ最新作は「がんばれいわ!!ロボコン」。文字通り“がんばれ”と“令和(れいわ)”をかけ、コメディ作品としての“ギャグ”をタイトルでも表現。昭和、平成、令和と3つの時代を一貫したギャグセンスで駆け抜けてきた新生「ロボコン」として「親子3世代、いや4世代の動員を狙う」という。
「燃えろ!!ロボコン」
(C)石森プロ・東映
監督を石田秀範、脚本を浦沢義雄が務め、「燃えろ!!ロボコン」以来の夢の再タッグが実現。石田監督は「ヒデ・I」の名義で「燃えろ!!ロボコン」の監督を務め、「平成仮面ライダー」シリーズでも数多くの作品を手掛けてきた人物。
一方の浦沢氏も、代表作である「不思議コメディー」シリーズを筆頭に、「スーパー戦隊」シリーズといった特撮作品に加え「忍たま乱太郎」「クレヨンしんちゃん」などの子ども向けアニメ作品までを担当してきた脚本家であり、両者が満を持して新生「ロボコン」を生み出す。
新生「ロボコン」が、令和の時代にどんなドタバタ劇を繰り広げるのか、そして迫力満点のMX4Dでロボコンはどんな形態に生まれ変わるのか!?