住友林業が白鵬関CM中止…八百長問題を受け

 住友林業は、横綱白鵬らが登場する新しいテレビCMの放送を当面延期することを決めた。春場所の中止に発展した大相撲の八百長問題を受け、「総合的に検討し、力士が登場する新CMは、状況的にふさわしくないと判断した」(住友林業)としている。
 同社ホームページ上で流していた新CMの動画配信も、すでに停止している。当面は、アメリカンフットボールの選手が登場する従来のCMを続ける方針だ。
 新しいCMは、同社の注文住宅の強度をPRする内容で、横綱白鵬と宮城野部屋の力士7、8人が、住宅の柱などに「ツッパリ」や「テッポウ」を試し、びくともしない構造を証明するものだった。
 すでに収録済みで、当初は5日から放映を予定していたが、八百長問題で放映を見合わせることになった。
 一方、同じく白鵬を広告に起用しているサッポロビールは「現時点では見合わせる予定はない」としている。

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