新築・改築で住宅の省エネ性能や耐震性を高めた消費者にポイント還元する制度の申請受け付けが3日、全国各地の窓口で始まった。10月の消費税率10%への引き上げに合わせた景気対策の一環で、新築は最大35万円相当のポイントを受け取れる。申請受け付けは2020年3月末までだが、政府が19年度予算に計上した経費がなくなり次第、終了する。
消費税率10%が適用される住宅が対象で、20年3月末までの着工が条件。バリアフリー対応型や、食器洗浄機など家事負担の軽減につながる設備を取り付けた住宅も対象となる。ポイントは工事内容や設備の性能に応じて決まり、省エネ家電や防災グッズ、地域の特産品などと交換できる。